ページトップへ

趣味が高じれば病気になる?! | 採用情報 | 京都 いわくら病院 医療法人稲門会 精神科 老人介護保健施設(老健)訪問看護

釣りバカ看護部長のつぶやき

趣味が高じれば病気になる?!

 MACニューズレター投稿文より

 

恥ずかしい話ですが、私は釣りバカであるということです。
釣りにいけない日でも、釣り情報は常にチェックしています。
アルコールにたとえるなら、飲酒欲求を紛らわすためにさしあたりノンアルコールビールを飲んでいるようなものでしょうか。
週末が近づくにつれ海の天候が気になり、たとえ釣りにいけなくても、波の高さ、風情報は常に確認しています。

 

ところで、魚釣りと言っても様々なジャンルがあります。
海、川、池、湖・・・
しかも船を使うのか磯に亘るのか、岸から釣るのか、砂浜から釣るのか、
川の上流、中流、下流なのか
はたまた管理池や海上釣堀というものもあります。
また、季節によって狙う魚の種類が変化するので、
一言に「釣り」と言っても本当に多くのジャンルが存在します。
最近の若い人はルアー釣りといって、ブラックバスなどを
餌ではなくて魚や虫に似せた疑似餌を使い、
まるで本物の餌が動いているかのように竿をうまく動かして
アクションで釣るようなスタイルの釣りがうけています。

 

さて、私はというと子どもの頃よりずーと釣りにはまりっぱなしの人生を歩んでおります。
小学生のころに疎水デビューしてからから現在まで、それはまあ何十年も飽きないで、
来る日も来る日も魚に貢ぎっぱなしの・・・・いや、貢いでいるのは釣り具屋さんでした。
竿だけでも、一体何本あるでしょう? リールは何個、ルアーは何個・・・
数えたら罪の意識を感じるので数えたことはないですが・・・。

因みに現在はまっているのが、船でのジギングです。
ジギングとは、鉛でできた魚状の重り(120~200g)を60~100mの海底に沈め
船上から竿をしゃくるようにアクションを入れながら、
全身を使ってリールを巻き上げるのですが、
それはもう、大変な体力を使います。
水中深くに沈めた重りは水圧で何十倍もの重さになるのです。
今更、一番体力のいる釣りにはまったものですから大変です。
先日などは、前腕の筋肉が痙攣を起こし「ぴくぴく状態」でした。
先日だけでなく、前回もそうだったか? いやその前も・・・
結局、毎回ぴくぴく痙攣してるのでした。
狙うのは「ブリ」でして、魚がかかった瞬間は、
その引きの強さに脳内にドーパミンがドバーっと放出され、
一気にテンションが上がり、魚との格闘が始まります。
魚にとれば大変迷惑な話ですが・・・。


この時間が全てを忘れている、没頭している時間かもしれません。
まさに自分にしか価値のない時間ですし、他人からすればどうでもいい話しです。
しかし、私にとればとても魅力のある趣味です。 
 
もし、これも仕事をさぼってまでいくようになれば、もはや依存症かもしれない。
ある人は、石鯛釣りにはまり、離婚までしたという話を聞いたことがあります。
そのように人生における価値観の順位が大きく変わってしまうところまで行くのです。
怖い話ですが、趣味から依存症も起こり得るのです。
他人ごとではありませんが、私も五十肩で苦しんでいた時でも、
釣りはやめませんでしたから。
その痛みを忘れさせてくれるのは、必ず釣れるという妄想からくる「酔い」です。
それこそ、アルコールなしで得られる酩酊感といえるかもしれません。

そろそろ、私も還暦を過ぎたので気を付けて行かないと・・・。
あと何十年後、いや何年後かにはおそらく私も認知症になってしまってしまうかもしれません。
その時でも私は釣り竿をしっかり握って徘徊していると思います。
もしも、そのような老人を見かけた時は勇気をもって警察に連れて行ってください。
間違っても海に連れて行かないようにお願いいたします。

 

看護部のページトップへ

釣りバカ看護部長のつぶやき