岩倉　山住神社 | 京都　いわくら病院　医療法人稲門会　精神科　老人介護保健施設（老健）訪問看護

病院から岩倉川沿いを少し下っていくと、川に面した山肌に小さな鳥居が現れます。

ここは山住神社といい、病院の北側に位置する石坐神社(いわくらじんじゃ)の御旅所となっています。

この山住神社には神殿がなく、山そのものがご神体となっている珍しい神社です。

鳥居をくぐると、奥の方に小さな祠があり、その祠の後ろには大きな岩石が横たわっていて、この巨石そのものが古代の信仰の対象だったようです。

一説には、桓武天皇が平安京の四方に置いた平安京四岩倉(岩磐)の一つと言われ、北に位置するのがこの山住神社の巨石だったとか。ちなみに西の岩倉は洛西にある金蔵寺といわれており、金蔵寺のそばを流れる川もやはり岩倉川だそうです。何か関わりというか、古代のロマンを感じます。