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【フェアウインドきの】リハビリスタッフへインタビュー | きのdiary | 京都 いわくら病院 医療法人稲門会 精神科 老人介護保健施設(老健)訪問看護

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【フェアウインドきの】リハビリスタッフへインタビュー

河原さん(理学療法士)に、フェアウインドきので働いた感想をインタビュー。
~生活スタイルが変化し、理学療法・リハビリテーションの楽しさを再確認できた~

小松:河原さんはこれまで病院の通所リハビリで働いていましたよね。フェアウインドきのに移って1年が経過しましたが、働いてみた感想はいかがですか?

 

河原:以前の病院では通所リハ部門に配置されるセラピストが少なくて、日々記録や計画書などの書類作成に追われていました。毎日残業が続き、終電で帰ることも多かったですね。こちらに移ってからは、残業する日もありますが、ずいぶん早く帰れるようになりました。

 

小松:ここでも残業はありますけどね(笑)。はやく帰るようになって生活に変化はありましたか?

 

河原:ストレスがなくなりました(笑)

 

小松:ほんとに?なくはないでしょ!

 

河原:そうですね(笑)。でも本当に少なくなりましたよ。

 

小松:余暇時間が増えて、生活に変化はありますか?

 

河原:前の職場では、かなり身体がくたくたで、休日は身体を休めることを最優先させていましたが、最近は専門学校時代の友人(理学療法士)と会う機会が増えました。

 

小松:お友達とはどんなことを話していますか?

 

河原:思えば以前は職場の愚痴を言うことが多かったのですが、この頃は担当ケースの話をしています。自分のアプローチ方法について意見をもらうこともあります。違う視点からの意見を聞いてみることで新たな発見があって面白いですよ。

 

小松:生活にメリハリができ、自分のリハビリ観を振り返る機会ができたってことかもしれませんね。友達と話す内容が変わり、理学療法が楽しくなったと言えますかね?

 

河原:本当にその通りだと思います!

 

小松:逆に河原さんがこの老健にきて困ったことは?

 

河原:他職種との連携と認知症の人への対応ですね。

 

小松:具体的に話してもらえますか?

 

河原:老健では日々看護師、介護士、医師など施設内スタッフだけでなく、地域のケアマネやヘルパー事業所とのやりとりも多いと思います。私自身コミュニケーション力が低いと感じているので、今年はがんばりました(笑)。他職種と目標を共有して解決していけるとやりがいを感じます。これからも自分の課題だと感じています。

 

小松:認知症の人へのリハビリはいかがでしたか?

 

河原:病院では重度の認知症の人と関わることが少なかったので、初めはとまどいました。ここでは、作業療法士のコミュニケーション場面をみたり、評価内容を聞いたり、相談しやすい環境なので、とても助かりました。まだまだ勉強が必要です。

 

小松:フェアウインドきのの特徴で気づいたことはありますか?

 

河原:今年デイケアを担当しましたが、地域との関わりに重きを置いていると感じています。契約の時点で相談員と同行訪問し、担当者会議には必ず参加してますよね。いくら忙しい場合でもチームで協力して在宅生活を支える方針に驚きました。リハマネⅡの会議も自宅で実施して居宅生活課題の解決をめざし、地域の事業所と協力しています。それが、ここの特徴だと思います。

 

小松:チームワークと在宅支援にとりくむ方針を理解してくれてありがとう!ぜひこれからも地域を支えるセラピストとして活躍してください。今回はありがとうございました!