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行動制限最小化領域 認定看護師② | 採用情報 | 京都 いわくら病院 医療法人稲門会 精神科 老人介護保健施設(老健)訪問看護

スタッフコラム

行動制限最小化領域 認定看護師②

 


精神科(行動制限最小化看護領域)認定看護師
山岸千春 2病棟勤務



認定看護師になろうと思った動機は?

私は、看護師を目指していた時から、自分にとって精神科が向いているのではないかと考えていました。初めて就職した地元の病院も精神科で、いわくら病院での経験も合せると15年以上の精神科看護師歴になります。

 精神科という分野は、当事者から感謝されることはもちろんありますが、望んでいない治療を進めていく過程で、“なんでこんな勝手な事をするんだ”と、非難されることは少なくありません。それでも私が精神看護を続けているのは、そこを超えた先にある、看護師・当事者の間の心地よい共有の時間があることを知っているからだと思います。その感覚がどこからくるのか、エビデンスはあるのか。より専門的に考えられるようにするため、認定看護師を目指したという理由があります。

  今後の活動目標は?

 私が精神科認定看護師の資格を取得した時は、さまざまな専門領域の中でも特に「行動制限最小化」を専門領域とした研修を受けてきました。その後カリキュラム変更により、現在は、専門領域の区分けなく全ての分野が統合された精神科認定看護師として活動していますが、特に専門である行動制限最小化領域においては、これまでの学びを病院に還元できるよう取り組んでいきたいと思っています。具体的には、各病棟における行動制限の実態を確認し、カンファレンスなどにも積極的に参加・介入したいと思っています。

 同じ時期に資格を取得した他の精神科認定看護師ともそれぞれの分野の知識を共有し、また、先輩認定看護師である看護部長からもご指導をいただきながら、いわくら病院の医療と看護に貢献できるよう努めていきたいと考えています。

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