ページトップへ

居宅訪問指導の様子 | 京都 いわくら病院 医療法人稲門会 精神科 老人介護保健施設(老健)訪問看護

きのdiary(リハビリ編)

きのdiary(リハビリ編)

居宅訪問指導の様子

入所サービスをご利用時には、課題確認のために居宅訪問指導を実施していますが、今回は月に1度4~5日間ショートステイを利用される利用者様の自宅へ訪問させていただきました。

今回は「車いすに座る姿勢について」検討することが目的です。

これまでご家族は、ベッドと車いすの間の乗り移りを介助用リフトで実施していました。 

★リフトとは・・・ご利用者の安全と介助者の腰痛予防とした福祉用具です。ご利用者の身体をスリングシートと布製のシートで包み、リフトを使用してベッドと車いすやトイレなどへの乗り移りを支援します。介護者は安心とゆとりをもって、安全面に配慮しながら介護ができます。 

療養部長が乗っているのがリフトです!(浴室用)

事例のご家族は以前よりリフト介助を行っていたので、スタッフよりもはるかに手際よくスムーズに介助されていました。しかし、次第にご利用者の身体が硬くなってきたため、座位を長くとっていると足がつっぱり、すべり座位になることに悩んでいました。

訪問指導の様子です⇨

身体をしっかりと支えることができるリクライニング車いすを提案しましたが、家屋内移動には車いすが多きすぎるため導入困難でした。福祉用具業者との検討し、フットプレート(足置き)の高さと角度が変えられるタイプのものを導入することとしました。

 パーフェクトの導入ではなかったかもしれませんが、家屋環境と介助内容を総合的に検証し、在宅生活の継続に妥当性の高いプラン提案が有効だったと考えています。

きのdiary(リハビリ編)