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【フェアウインドきの】5月のテーマ食 | きのdiary | 京都 | 医療法人稲門会_精神科病院・老人保健施設

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【フェアウインドきの】5月のテーマ食

毎月恒例のテーマ食
5月は「目に青葉 豊かな食材 皐月御膳」

内容は…
・山菜ごはん ・鶏肉のねぎ塩焼き ・絹さやの卵とじ
・かにの酢の物 ・ミョウガの赤だし




☆管理栄養士からの「知って得する食べ物情報」☆

 今回は<ミョウガ>についてお話します。
 俗に「食べると物忘れがひどくなる」と言われていますが、学術的に根拠はなく栄養学的にもそのような成分は含まれていません。逆に、近年、香り成分に集中力を増す効果があることが明らかになりました。
 なぜ、上記のような俗説が生まれたかというと、釈迦の弟子である周利槃特(しゅうりはんどく)は記憶力に乏しい人物で自分の名前すら忘れてしまうので、名荷(みょうが:名札のこと)を首にかけさせましたが、名荷をかけたことさえ忘れてしまい、名荷と茗荷が同音であることから、このような俗説が生まれたとされています。
 独特の香りが好まれ、素麺や冷奴の薬味として利用されます。その他天ぷらや酢の物、味噌汁の具などにも用いられます。本日は味噌汁でご用意しました。