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【フェアウインドきの】ミニ勉強会~ポータブルトイレの置き方 | きのdiary | 京都 | 医療法人稲門会_精神科病院・老人保健施設

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【フェアウインドきの】ミニ勉強会~ポータブルトイレの置き方

高齢者の夜間トイレ回数が多くなる理由をご存知でしょうか?

通常では眠っている間、抗利尿ホルモンというものが分泌され、おしっこを作る量が抑えられています。しかし、高齢になるとこのホルモン分泌が不十分になるため、夜間の尿量が増える傾向にあるようです。他に、薬の影響や、眠りが浅くなっていることも原因の一つと言われています。


今回リスク委員会によるミニ勉強会では、リハビリの本田PTが講師となり、夜間のトイレ介助でよく使用する、ポータブルトイレの設置方法を学びました。


実は明け方におしっこをしようとして転倒するケースが施設では多いんです。


利用者様の身体機能や心理面を考慮し、介助量が多い場合、ナースコールが押せない場合などなど、ケースに合わせたポータブルトイレの設置について学びました。


↑写真は少し斜めに設置した場合です。


こうすると足元空間が少なくなり、手すりなど持つ場所が近くなり転倒リスクは減少します。(ちょっと介助はしにくい・・・)

その他、平行におく場合、対面に置く場合など、メリットとデメリットを確認!!


最後はトイレの高さ調整方法もみんなで確認しました!

高さはベッドと同じにすると立ち上がりやすくて安心ですよ。


みなさんお疲れまでした!!






(記事:リハビリ科 小松)