今日のおやつは『菓子パンでバナナサンド』 | しずはらノート | 京都　いわくら病院　医療法人稲門会　精神科　老人介護保健施設（老健）訪問看護

今日の洛北の聖水は『菓子パンでバナナサンド』

デイケアの皆さんのおやつを作ります。

 

いつものメンバーで、今日も始めます。

 

 

 　

初めに療法士から手順の説明…で……す

おっと！！説明してる途中から、作業に入ってしまった方がいらっしゃいますよ。(笑)

「あらぁ、せっかちね～。」と笑いが起こります。

和気あいあい作業を始めます。

 　

 

まずは、バナナを斜めにスライスしていきます。手袋をしての作業はつるつる滑って難しいです。

次に薄皮チョコパンを半分にカットします。

皮が薄いのと、チョコクリームが包丁にくっついて非常に皆さん苦戦されていました。

あとはバナナを挟んで生クリームをのせて、お皿に盛りつけ出来上がり。

　　

 

「私バナナ挟むわ、あなた生クリームのせてもらえる？」とコミュニケーションをとりながら役割分担して作業効率を図っておられました。

　

 

今回はつるつる滑べるバナナ、ふわふわ柔らかいパンという感覚の違うものを上手に抑えながら、包丁をしっかり握り（これには握力が必要！！）切るというなかなか難しい課題でした。

この二重課題※をスムーズに行えることで「包丁を安全に使う」ことができます。皆さん「はっ」とすることなく、安全に作業がおわりました。

 

 

そろそろ、ゲームも終わりおやつの時間です～♪

 

皆さんの「おいしいわ～」の声に『洛北の聖水』のメンバーも大満足の様子でした。

　

 

 

※二重課題…二重課題のトレーニングをすることで、認知症や転倒の軽減ができるといわれてます。